聖書通読チャレンジ記録

聖書通読チャレンジ感想文置き場(予定

第二コリント 4章

だから、わたしたちは落胆しません。

たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。

わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。

わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。

見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭4:16-18‬

 

ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て

「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。

人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、 都の外に引きずり出して石を投げ始めた。

証人たちは、自分の着ている物をサウロという若者の足もとに置いた。

人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて

「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。
‭‭使徒言行録‬ ‭7:55-59‬

 

神はわたしたちキリスト者という卑しい「土の器」*1を用いて福音を宣べ伝える。

眩いばかりに輝く玉杯ではなく、壊れやすく、価値が低く、貧しく、取るに足らない土の器を用いて神は福音を宣べ伝える。

 

神の栄光を説く人々は、栄光に彩られているようには全く見えない。

それどころか、その器たちは苦しみに塗れており、*2ののしられ、迫害され、逮捕拘禁され、貧しく、病と死に苦しむ。*3

 

しかし、その受難は受難で終わりはしない。受難には続き、復活がある。

これを知っているから、キリスト者は落胆しない。

落胆せずに、キリストを宣べ伝えるのである。

*1:「ところで、わたしたちは、このような宝を土の器に納めています。

この並外れて偉大な力が神のものであって、わたしたちから出たものでないことが明らかになるために。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭4:7‬

*2:わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、 虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。

わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。
‭‭コリントの信徒への手紙二‬ ‭4:8-10‬

*3:わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。

喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。

あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。
‭‭マタイによる福音書‬ ‭5:11-12‬